それは風邪かコロナか

先週の土曜日、熱が出た。37.5℃だった。喉が痛く、咳が何度も出て、鼻も詰まっている。明らかに風邪の症状だった。

その日はとにかく寝ることにした。昼間もずっと眠っていた。

翌日、なにも変わらなかった。また同じように何度も眠った。目覚めるたびに体温を測ったが、37~37.5℃のあいだを行ったり来たりしていた。夜の時点で、翌日の出社は不可能と判断し、休みの連絡を入れた。

そして月曜日、今度は起床直後に激しい頭痛に見舞われた。これでは眠れないので、バファリンを飲み、氷嚢を頭に当てて横になった。しばらくして頭痛は収まり、眠りにつくことができた。

頭痛が発生したことを除けば、全体的に体調は回復傾向だった。まだ本調子ではないが、もはや喉の痛みはかなり軽いものに変わっていた。

しかし、相変わらず熱は37~37.5℃のあいだを行ったり来たりしていた。

火曜日の朝、やはり頭痛に襲われる。大雨だったこともあり、まだ出社は危ないと判断し、すぐに休みの連絡を入れた。

その後は、ほぼ前日と同じように過ごした。

幸い、夜になってようやく熱が37℃を下回った。それ以外の体調も良くなっている。

そして今朝、頭痛はあったものの程度は軽い。体温を測ったら完全に平熱に戻っていた。これなら行けるだろうと判断して、久しぶりに出社。今のところ大きな問題はない。

振り返ってみると、4日ほど熱が出ていたことになる。ここ数年、風邪は引いても熱が続いたことはなかったので、かなり珍しい症状だった。

いったい、今までとなにが違ったのか?

そこで思いついたが、これは新型コロナだったのかもしれない。面倒だから検査なんて受けないが、そういう可能性がある。

ワクチンは打っているが、これは重症化を抑える効果しかなく、しかも月日が経つとその効果さえなくなってくることがすでにわかっている。確か2回めの接種を終えたのが9月の頭だったので、期限が切れていてもおかしくない頃合いだ。

もし新型コロナだったら儲けものだ。自然感染による免疫を獲得したことになる。この獲得免疫はワクチン接種よりも安全で、対応力も高い。わざわざ危険を犯してまでブースター接種をする必要はない。

そういえばワクチンの副反応は2日間ほどだったが、今回とどちらが大変だったかと聞かれれば、それは副反応のほうだ。期間は短かかったものの、熱が39℃くらいまで上がったし、なにより関節痛のせいで寝ることさえままならなかったからだ。正直言って、この副反応で新型ワクチンがやばいことを確信した。やはりワクチンは、きちんと治験を終えたものでなければ駄目だな。