ついに1ドル125円を突破し、円安が止まらなくなってきた感がある。円安とはつまり円の価値が相対的に落ちているわけで、これによって輸入品の値段が上がってしまう。残念ながら、日本は輸入に頼っている社会なので、経済的に厳しい状況になるだろう。なお、「インフレ円安で給料は上がる」などと述べている者もいるが、そんな保証はどこにもないので注意してほしい。
さて、そういう状況があるなか、ここで一度自分の投資をまとめておくことにした。基本的にはどれも積立投資で、長期で保持する前提である。具体的な中身は以下。
メイン
- SBI・V・全世界株式・インデックス・ファンド(通称:SBI・VT)
バンガード社のVT(バンガード・トータル・ワールドストックETF)を実質的な投資対象とする、SBI・VTをメインに積み立てている。直接VTに投資せず、SBI・VTを経由している理由としては、つみたてNISAやクレジット積立を活用したいから。また、VTはアメリカの商品なので、投資をしようとすると円をドルに両替したり、確定申告で面倒くさい作業が発生したりする。以前はオルカン(eMXIS Slim 全世界株式)に投資していたが、こっちは中止して塩漬けにすることに。VTとオルカンはどちらも全世界の企業を投資対象としているのだが、オルカンが大型~中型株までなのに対し、VTは小型株もターゲットに含んでいるという違いがある。まあ、だからといってVTが絶対に優れているとは限らず、正直この辺は好みの問題である。金額は毎月5万円。
サブ
eMAXIS Neoシリーズより以下の商品。
- 自動運転
- ウェアラブル
- バーチャルリアリティ
- ロボット
- コミュニケーションDX
eMAXIS Neoシリーズはいわゆる「テーマ別インデックスファンド」であり、上記の名称からわかるように、テーマ毎に投資できる。基本的にリスクは高め。どれも毎月3000円ずつ投資している。現時点で儲かるかどうかより、自分の想像する未来が当たっていたら儲かる、という感じ。
仮想通貨
- ビットコイン
- イーサリアム
仮想通貨にも投資をはじめた。最初は乱高下が激しいということで敬遠していたのだが、ウクライナ戦争を見ていて、仮想通貨は将来的にもっと価値が上がるかもしれないと思った。そこで、第1位のビットコインと、第2位のイーサリアムに投資していくことにした。とりあえず毎月1万円ずつ。
以上が具体的な中身となる。
合計で毎月8万5000円を投資に使っていることになるが、資産そのものがなくなるわけではないし、何より円安が止まらない現在の状況では、現金を保持しておく意味はないと判断した。会社からの給料もあるし、これくらいは使っても問題はない。
日本の未来は暗いが、自分の投資の判断がどれだけ当たるのかは、少し楽しみである。