注文したiPad miniが届いた。まだ使用して2日に過ぎないが、現時点で感じたことを書いていく。
ディスプレイのサイズは、公式で8.3インチとなっていて、これはiPadシリーズのなかでは一番小さいが、実際に手にとってみると、ちょうどいいサイズ感だった。このサイズはKindleなどで漫画を読むのに向いており、画面面積と本体の軽さのバランスがとれている。数年前、普通サイズのiPadを使っていたことがあるが、あれはずっと持っていると疲れてしまった。iPad miniではそういうことがない。もちろん画質も良いので、動画体験も満足が行く。しかし何より、このサイズのメリットは、文字入力がしやすいことであろう。スマホではどうしても片手入力になってしまうため、いくらフリック入力を駆使しても利便性に限界がある。一方、普通のiPadでは面積が広すぎる。「両手で本体を持って打鍵する」という条件なら、このサイズがぴったりなのだ。
そういうわけで、今後、外では基本的にiPad miniを使っていこうと思う。インターネット接続なら、スマホからテザリングすれば問題ない。容量が大きい動画の場合は、あらかじめWi-Fi環境でダウンロードしておけばいい(YouTubeはプレミアムプランに入ればダウンロードができるようになる)。
動画と漫画以外で恩恵があったことといえば、何気にTwitterの体験も向上した。ツイートが読みやすくなったのはもちろん、画像が大きく表示されてリッチになった。まあ、それだけならノートPCと変わらないと思われるかもしれないが、ノートPCとタブレットでは、スリープ状態からの復帰、そしてアプリを開くまでのスピードに大きな差がある。そこに目をつむったとしても、自分が横になった状態で気軽に楽しめるという利点がタブレットには存在する。これはAppleもiPadシリーズに注力するというものだ。