最近、TwitterよりもNostrに投稿することが多くなった。基本的にクライアントはアメジストを使っている。当然ながら、便利さという点ではTwitterに軍配が上がる。それが中央集権SNSの強みだ。一方で、Twitterというサービスには、もう未来がないな、と思う。ここから新しい何かが生まれるイメージが湧かない。イーロン・マスクも、もはやTwitterのことはAIにデータを学習させるサンプルとしか見ていないようだ。
インスタグラムの新しいSNSサービス、「スレッズ」というのが一時的に話題になったが、早くも勢いは衰えたようだ。たぶんTwitterの失点に乗じるかたちでサービスを公開したのだろうが、それ故に、まだまだ未完成だったのだろう。
しかし、仮にスレッズがTwitterの牙城を崩すほど成長したとしても、やはり未来は感じられない。それはスレッズもTwitterと同じく、中央集権SNSだからだ。私は、Twitterの進化が止まり、政治的な干渉に振り回されるようになってしまったことこそが、中央集権SNSの限界を示していると見ている。
一方、Nostrはプロトコルをオープンにし、原則自由に投稿でき、コンテンツのコントロール権はユーザーに委ねられている。クライアントによる表示の差異はあっても、基盤となるプロトコルは共通のため、ユーザー情報も簡単に移動できる。その上でサービスの拡張性も高い。私は、SNSの未来は、Nostrプロトコルの上に生じると見ている。
また、「主権をユーザーに取り戻す」という哲学は、言論の自由を考えたときに非常に重要だ。このプロトコルを支援する意味も込めて、今後もNostrを使っていくつもりだ。
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ソーシャルメディアは壊れている。直せるだろうか?
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